日本在来種のメダカは、河川や湖沼に生息していて、黒・灰色がかった体色をしています。背中側はやや黄色を帯びています。
原種に近いメダカは、主にクロメダカとして流通しています。
この、クロメダカから生まれた突然変異のメダカの特性を固定化させたものが『改良品種』と呼び、真っ赤なメダカ(楊貴妃)や真っ黒なメダカ(オロチメダカ)として市場に出回っています。
この品種改良されたメダカは150種以上に上ります。
近年では、種類が豊富で育て安いため、ペットとしても人気です!
オス♂・メス♀見分け方
2.尻びれが尾に向かって短くなっているのがメス♀←個人的に見分けやすい
3.オスよりメスの方が大きい
飼育方法
メダカの飼育は簡単です。下記の点に注意しておけば基本はOKです。
・水
水道水を使用する場合はカルキ抜きをする必要があります。
カルキ抜きには方法がいくつかあります。水道水をバケツに入れて屋外で1日放置するか、カルキ抜き剤を使用する方法がいいかと思います。カルキについては別記事で詳しく説明します
・光
メダカを飼育する上で日光はとても重要になります。日光に当たることにより、 丈夫なメダカに育ち、健康な状態を保つことができます。
メダカを飼育は屋外飼育が理想だと言えます。
室内飼育では光の不足はビタミンA、Dの欠乏をもたらし、メダカが病気になりやすくなる場合があります。このため室内飼育の場合は、蛍光灯の使用をオススメします。
・水温
メダカが生存できる水温の目安は2℃から38℃くらいまでです。
屋外飼育の場合、夏場の暑い時期など水温が上昇しすぎる場合があります。そのような時は「すだれ」などを利用し、日陰をつくり高温にならないようにしましょう。
・餌
市販のメダカの餌でOKです。
繁殖方法
産卵環境
・日照時間:13時間~14時間(日陰でも産卵しますが光が当たる時間帯を作ってあげましょう)
・水温:18℃~30℃
・餌:飽和給餌(ほうわきゅうじ)給餌の回数を増やすとよい
※食べ残しがでないように注意
・産卵床をいれてあげると卵を取り出すのに便利です。
卵を取り出そう
卵を別の容器に移しましょう。メダカの卵は固いので手で触ってもつぶれません。別の容器に移す際は水道水(カルキ抜きしなくてOK)に浸しておけば大丈夫です。
卵の孵化日数は、水温によっても異なりますが25℃の水温で管理している場合、約7日から10日くらいで孵化します。
稚魚(針子)の育成
孵化したばかりの稚魚は餌を与えなくてOK。孵化して3日ほどたったら稚魚用の餌を与えましょう。普段親メダカに挙げている餌を細かく砕いてもOKです。グリーンウォーターを使うとこまめに餌をあげれない方にはラクチンです。
最後に
飼育も繁殖も比較的簡単なメダカですが、決して川に放流したりしないでください。自然界には地域ごとに特有のクロメダカが生息してます。その生態系が崩れてしまい。原種であるクロメダカが絶滅してしまう恐れがあります。
繁殖させたくないという方は卵を採取しなければ親メダカが食べてしまいますので、卵はそのままにしておいてください。
大切な命ですので飼う際は責任をもって育ててください。
もしどうしても買えなくなったという場合は私まで相談してください。
私が育てますww
本格的に品種改良や繁殖販売を行いたいという方は詳しく書いた記事を作成しますのでそちらを参考にされたらよいかと思います。
私の記事を読んでくださりありがとうございます。
ぜひメダカのいる癒しの空間を満喫してみてください!